首の古傷

いつもイベント等でお招き戴いているとあるお店での話です。

初めてお招き戴いたイベントの際に、お客様のお席でお呼ばれを致しまして、
確か私の大好きなワインかシャンパンをご馳走になったと思います。

テンション上がった私は

イェ~イ♪ヘ(^o^)ノ

な感じで飲んだくれておりまして、ご馳走になった御礼にと、そのお席におられた方々に軽く霊視をしていたらしい。

年間何百件も霊視とかしているので、霊視内容なんて全く憶えていないのですが、
その日は体調とか身体の悪い所などを、同じお席のお客様を片っ端から指摘していた(らしい)。

とある1人の男性の霊視をしていたとき、○○が良くない、○○は今後注意、とか言ったと思うのですが

「首に古傷がありますね」

と私は指摘したという。


凍り付くボックス席のお客様達。

イェ~イ♪ヘ(^o^)ノ  カンパーイ🍷 ヒャッホーウ(ノ´∀`)ノ

な感じで、全くその空気に気付いていない私は、ハッピーな気持ちで酔っ払って宿に帰りましたが、

その後の店内は私の霊視結果を聞いて騒然としていたらしい。

そのお店に何度かお招き戴いたあと、お店のママさんとも仲良くなり、随分経ってからあの日の事を聞かされました。

「首に古傷がありますね」

と言ったことすら完全に忘れていましたが、その首の古傷の原因となった、お店で起こった事件について初めて知らされたのです。





ママさんが以前お勤めされていた会社の社長さんになぜか逆恨みされていて、何度もお店に嫌がらせに来ていたといいます。
度重なる嫌がらせに頭を抱えていたところ、

ある日、包丁を持った元社長がお店に乗り込んで来た事件があったというのです。


たまたまその現場に居合わせたお客様が、とっさに止めに入った所、元社長はその方の首を包丁で刺したのだとか。



その被害にあった方が、「首に古傷・・・・・・」のお客様だったのです。


その後憑物が落ちたのか、ママさんの冷静な説得が効いたのか、犯人は包丁を振るうことなく警察に連行されたと聞きました。



幸い頸動脈を外れ、声帯に傷が入った状態で命に別状は無かったモノの、今も声帯の一部が働いていない状態だと、刺されたご本人からもお話しをお伺いしました。


その話を聞かされた私も唖然としましたが、そりゃ~あの酒の席も、その後の店内も凍り付きますよね。
常連さん達は皆その事件を知っている訳ですから。


事情を全く知らなかったのは
イェ~イ♪ヘ(^o^)ノ  カンパーイ🍷 ヒャッホーウ(ノ´∀`)ノ
だった私1人だけ(汗)



事件当日の話を聞きながら、私は犯人の思惑、心情について透視しつつ、どのような心理状況で犯行に至ったのか、ママさんに解説しておりました所、


『ヨーコさん、裁判を傍聴したんでしょ?』


というお客様の声もあがり、

いやいやいや、知るわけねーから!!
大体そんな鑑定したことすら


イェ~イ♪ヘ(^o^)ノ  カンパーイ🍷 ヒャッホーウ(ノ´∀`)ノ


で、これっぽっちも憶えてねーし!!




ママさんは、犯人が出所した後、また事件が起こるのでは無いかとご心配されていましたが、
私は瞬時に事件の再発を否定致しました。


何故なら



『獄中死』


というキーワードが降りてきたからです。


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