不倫のご相談が非常に多い今日この頃です。
不倫自体が法的には民事上の不法行為。あまりお薦めできる恋愛の形態ではありませんが、私も若かりし頃不倫をしたことがあるので、そのお気持ちは理解致します。
不倫のご相談を受けた際に私がまず最初に観るのは、配偶者にバレるかどうか？バレたあとの修羅場ぐあいがどうなるかを観ています。
バレても「単なるガス抜き」としてスルーして貰えるようなCOOLな配偶者ならば、ある程度GOサインを出します。
あくまでも大人の割り切ったお付き合いで終えられる方のみにです。
肉体関係を持ってしまうと、一気にはまり込んでしまう、情の深い方には一切お薦め致しません。
遊ばれた時の反動があまりにも大きく、ご自身の精神の安定をも欠く結果となってしまうのが見えているからです。
なぜ不倫関係が（真実の愛）だと思うのでしょうか？
どんな甘い言葉もピロートークの戯れ言だとなぜ気付かないのでしょうか？
「奥様とは別れる」「旦那とは別れる」その言葉を信じて何年経ちましたか？
本当に別れるつもりがあれば、どんなに不利な有責離婚でも、とっくに離婚に向けて別居を開始しているはずではないでしょうか？
行動こそが答えです。
貴方の配偶者は「同じ墓に入るまで共に人生を歩む」という気持ちで、貴方と結婚したのです。
その気持ちを実際に行動に移し、籍を入れたのです。
貴方の不倫相手はそれだけの行動を、貴方のために起こしてくれていますか？
『行動こそが答え』
この言葉を絶対に忘れないで、肝に銘じて下さい。
そして実際に『墓まで一緒に』と行動に移してくれた、配偶者の心を、もう一度振り返り原点に立ち返ってみませんか？
貴方を真の意味で愛してくれた人は、一体誰なのか？
もう一度結婚当初のお二人の気持ちに戻って、本当の『愛』とは何かをじっくりと考えてみて下さい。
愛には責任と行動が伴うことを、忘れないでいて欲しいのです。