犬からの伝言

ある日占いの最中ダウジング用のペンデュラムを見つめていたら、知人の飼い犬からのメッセージが来た。

なんか必死な様子で「お母さんに伝えて!!」と言って来ている様な気がしたので、ワンコに意識を集中してみた。

ヨーコ「どうしたん?」
ワンコ「さみしいけど、一人でお留守番出来るから、ちゃんとお留守番頑張るから、他のお友達は要らないの」
ヨーコ「お友達好きじゃないの?」
ワンコ「おともだちはね、おさんぽの時とドッグランに行った時だけ会えばいいの。他のおともだちは要らないの」
ヨーコ「ヤキモチ焼くん?」
ワンコ「うん。私だけかわいがって欲しい。お留守番頑張るから」
ヨーコ「おうちではひとりが良いのね?」
ワンコ「うん!お母さんに伝えて欲しい。ひとりでもお留守番出来るからって」
ヨーコ「解ったよ、言っておくね」

で、仕事が終わって劇場を出た途端に、その飼い主さんにばったり遭遇。
私の素性をご存じの方だったので、私は単刀直入に切り出した。

ヨーコ「飼っておられるワンちゃんからメッセージが来たんですけど、お留守番させるのが退屈だろうから、他の犬を飼おうかと思ってはいませんか?」
飼い主さん「え!?は、は、は、はいっ!!」
ヨーコ「お家ではお友達は要らないと、ひとりでもお留守番出来るから、私だけをかわいがって欲しいと、ワンちゃんからお母さんに伝えてって、メッセージが来たんです」
飼い主さん「ええええええ!? ちょうど今日の夕方に、トイプードルでも飼おうかって……、2匹いればお留守番の間さみしいのも気が紛れるかなって思ってた所なんです!!」
ヨーコ「凄く甘えん坊な子なので、愛情を独占したいんだと思います。1匹で飼ってあげて下さい。吠え癖はあるかも知れないけど、貴方を守るための吠え癖で、むやみやたらに吠えてはいないと思います。理解してあげて下さい。人の話を良く聞くお利口な子ですよ。お母さんにベッタリな甘えん坊さんですね」
飼い主さん「そうなんです!そうなんです!でも、そんなことまで解るんですか?」
ヨーコ「ん〜、なんとなく伝わってきました。犬は遠隔で飼い主の動向を映像で監視してますからね。(まだお仕事か……)とか(あ!お仕事終わった!帰ってくる!!)とか。ワンちゃんは貴方が考えていたことを敏感に感じ取って、慌てて私に伝えてきたんでしょうね」

 

犬を飼ったらしいと聞いて、写真だけ見たことのある犬で、会ったことも無かったワンコだったのですが、ちゃんとSOSを受信出来ました。

 

こんなこともあるもんですね。

我ながらビックリしました。

 

後日、このワンコに会えましたが、大喜びで飛びついてくれました。

「伝言をお母さんに伝えたからね~」

っていいながら、なでなで。

(がんばっておりこうさんになるから!もっとかわいがって貰えるように、がんばるから!)

って、伝えてきました。トレーニング中だからかな?

犬の伝言、本当にかわいいです。

私がホテルの壁に回し蹴りをいれた訳

まだまだ私の霊的能力が鈍かった、若かりし頃のお話しです。

 

北陸地方の結構いいホテル、荷物を持って部屋まで案内して貰えるようなホテルに泊まった時のこと。

隣の部屋から時々ゴンゴンという衝撃音が聞こえてきます。

壁を蹴っているような、掃除機が壁に強くぶつかっているような音。

でも夜中なので声も聞こえません。掃除機である訳も無い。

こっちの部屋はテレビすらつけていないのに、なぜ壁を蹴られるのか?と思い、フロントに電話しました。

「お隣の部屋から凄い音で壁をたたかれています。注意して貰えませんか?」

と、お話ししたところ、隣に電話するとか、注意を促す事も一切無く、

「違うお部屋にご案内します」

と案内されました。

 

そのときの私はスーツケースの中身を広げて、整理整頓を終えたばかり。

シャワーを浴びて、さあ寝ようかと言う段階で、部屋を変わるのもうめんどくせー状態。

 

「なぜ隣の部屋を放置しておいて、被害に遭っている方に部屋を変われと負担を強いるのか?」

 

と理不尽に思い抗議しても、フロントは部屋を変われの一点張り。

私も意地になって部屋を変わらず、朝まで寝入りばなの『ズドン!』という音に一睡もせず夜を明かしました。

もう起きなければいけない5分前。私はもう我慢がならず、壁に向かって寝たままで回し蹴りを入れてしまいました。

ボッコリと破れた壁には、私のかかとサイズの穴がありました。

 

請求するなら勝手にしやがれ、クレジットカードで請求して来やがれ!!

二度と来るもんか!!とチェックアウトしてからやっと気付きました。

 

(あ!!もしかしてあれはポルターガイストって奴だったのか?)

 

なるほど、フロントも部屋変われと言い張るはずだ。

きっと隣の部屋には誰も泊まっていなかったのだろう。

無人だったら注意のしようも無いもんなーと思いつつ、フロントの従業員がポルターガイストはあのホテルで良くある出来事と思っていたのか、頭おかしい客(いや、おかしいんだけどw)の相手をテキトーにしていたのか、どちらだったのかは解らない。

 

う~ん。もしかしたら両方だったのかも。

 

普通の霊は、さまよっているか、助けを求めてくる程度で、あまり悪さはしないものですが、悪さをし始めると地縛霊や浮遊霊ではなく、いわゆる『悪霊』になるのかなと思います。

 

霊的なパワーを具現化出来る能力を得た『悪霊』には、音だけでは無く、発火現象を起こせるようになる霊もいるので注意してください。

どう注意すればいいんだよ!?とお思いでしょうが、要は一度でも火事を起こした、火元になった物件には関わらないのが一番です。

居心地の良いところ

嫌な場所ってないですか?

なんか変な匂いがする、落ち着かない、眠れない。

一番大切な感覚は「なんか気持ち悪い」です。

 

昔、事故物件に住んでいましたが、悪さをする霊では無かったので、

前の住民が自殺されたのを、承知の上で住んでいました。

「気持ち悪くは無かった」からです。

当時飼っていた猫3匹は、皆で一斉に何も無い天井の一点を良く見つめていましたね。

でも、「そこにいるだけ」のなんともない物件でした。

 

「気持ち悪い」「居心地が良い」凄く大事な感覚かも。

 

「居心地の良い」ところで住み、遊びましょう。

そこが貴方のパワースポットです。